人との距離感
こんばんは、peridotです。
ちょっと久しぶりになってしまいました。
今回からは本当に思ったままを綴っていこうと思います。
で、その第一弾が【人との距離感】です。
宗教家の方達のには怒られるかもしれませんが、私は総ての人が仲良く出来るわけが無いと思ってます。
もちろん仲良く出来るならそれに超したことは無いです。
でも、私たちは人ですから感情があるわけで、感情がある以上どんなに頑張っても苦手な人っていると思うんです。
苦手って濁しましたけど、つまりは嫌いなタイプ、生理的に受け付けないと言うレベルの話です。
もちろん私にも苦手な人・嫌いな人はいます。
ぶっちゃけた話、職場の人の中にも対象者(利用者様)の中にもいます。
働く場所は選べても、そこで働く人や対象者は選べません。
そこで大事なのが人との距離感だと思うんですよね。
私は苦手・嫌いな職員とは必要な事しか話しません。
その際はちゃんと笑顔で顔を見て話します。
やはり礼儀は大事ですからね。
対象者の中にいる苦手・嫌いな方に対しても、もちろん嫌な顔なんて出さず、ちゃんとその方の事を考えてリハビリを行います。
笑顔で声かけするよう心がけてますし、冗談を言ったりふざけたりする事もあります。
出来ることなら避けたいし関わりたくはないですけど、【仕事】ですから。
プライベートな事だったら完全に切り捨てている所ですが、私はその場所で【仕事】をしているわけで、お給料をもらってますからね。
これってすごく大事な事だと思うんです。
私たちはお給料をもらって働いているんです。
特に療法士である以上『リハビリの先生』と言う目で見られているわけで、リハビリのプロフェッショナルでなければいけないわけです。
そんなプロが自分の対象者を差別するなんてどうでしょう?
私の職場に、A様にはニコニコ笑顔で話しかけるのにB様には無表情で声も淡々としている療法士がいるんです。
この療法士はA様B様だけでなく、結構人に対する差が激しいんですよね。
今までニコニコ笑顔で話しかけていたのにある時をきっかけに無表情で淡々とした態度になる、なんて事もある療法士なんですよ。
気持ちは分かります。
私も嫌いな人はどんなに頑張っても嫌いなので、冷たくなる気持ちも確かに分かるんです。
でも、私たちは療法士で、プロフェッショナルですよね。
遊びに来ているわけでは無くて仕事に来ているわけで、そこに自分の感情を優先して出すのってプロ失格じゃない?って見ていて思ってしまうんです。
私も裏では散々好き勝手言いますけど、リハビリの時間は【療法士と対象者】と言う距離感・関係性を意識するようにしています。
これは対象者だけじゃ無くて、職員や実習生・ご家族の方達に対しても同じです。
それぞれの立場や自分との相性、関わる密度等々を考えて、自分が苦しくない(イヤにならない)距離を取ってないと、いずれどこかで崩れちゃうと思います。
先に出した療法士がある時をきっかけに態度が変わってしまったのは、その対象者との距離感を間違えたからじゃないかなと思うんです。
さらに言ってしまえば、この療法士は人との距離感を取るのが苦手・下手なんだろうなぁっと思ってます。
その結果、嫌いな人(対象者・職員・実習生)の事はストレスになるくらい嫌いますし、逆に好きな人の事はどこまでも甘やかします。しかも妙な責任感を持つと言うか依存してしまって、リハビリの担当を変えれないんですよね。
C様は私じゃなきゃダメです、ってまるでC様が依存しているかのように言いますが、実際は療法士が依存しているという状態になることがあります。
こういう場面を見る度に療法士は【あくまで療法士】と言う距離・関係を超えてはいけないと思いますね。
こうして書いてみると人の振り見て我が振り直せじゃないですけど、自分のことも振り返るきっかけになっていいですね。
どうせ仕事をしなきゃいけないなら、少しでも自分にとって楽な環境でいられるように、人との距離感、大事にしたいですね。
でわでわ、最後まで読んで頂きありがとうございました。